「少しでも結婚式費用を抑えたい」と、ムービー関係を手作りする方も多いと思います。
ただ、式場内でムービーを流すには、「流せる形式」のDVDを作成する必要があるんです。
DVDを作るうえでの”決まりごと”を守らないと、「当日再生できない」なんて可能性も…!
ここでは、そんな「プロフィールムービーを自作する時に気を付けるべきこと」を紹介します。
結婚式のムービーを自作する予定の方は、最後までしっかり読んでみて下さいね!
目次
ムービーを手作りする時に気を付けたいこと
\タッチで該当箇所に飛べます!/
動画のサイズは合っているか
まず、式場のスクリーンのサイズに合わせた動画を作ることが必要です。
基本的には、
・アスペクト比
・セーフティーゾーン
の二つを守る必要があります。
アスペクト比
「アスペクト比」とは、スクリーンの縦横の長さの比率です。
一般的な比率は「4:3」か「16:9」で、「4:3」の式場が多くなっています。
この比率を間違えてムービーを作成してしまうと、
・動画の端が切れてしまう
・動画が小さくなってしまう
などのトラブルが発生する可能性があるため、事前に式場に確認しましょう。
セーフティーゾーン
「セーフティーゾーン」とは、映像が映し出される範囲のことです。
式場のプロジェクターが、画面の上下左右を切り取って表示する「オーバースキャン」方式である場合は、この「セーフティーゾーン」も考慮してムービーを作る必要があります。
例えば、セーフティーゾーンが80%の場合は、赤枠の外部分は見えなくなってしまいます。
仮に、セーフティーゾーンを考えないでムービーを作ってしまうと、実際に式場で再生した時、コメントや文字が切れてしまうことがあります。
ムービーを自作する時は、先ほどのアスペクト比とあわせて、セーフティゾーンの割合も式場に聞いておきましょう。
https://hanayome-susume.com/gift/petit-gift/petitgift-drink
式場で流せる形式になっているか
自作したムービーを式場で流すには、基本的に
・使用するディスク…DVD-R
・ファイル形式…DVD-VIDEO(NTSC方式)
である必要があります。
これ以外のディスクやファイル形式だと、式場内のスクリーンで流すことができない可能性が高いです。
この点、パソコンではDVD-VIDEO以外の形式でも再生できるので、パソコンだけで再生チェックをして、
というトラブルが多いんです。
そのため、DVDを作成したら、式場へ持って行く前に自宅の家庭用DVDプレーヤーで再生できるか確認してみましょう。
長さは10分以内になっているか
自分でムービーを作るとなると、自由に作れるからこそ「この写真も入れたい」「あの写真も流したい」と、ついついムービーが長くなってしまいがちになります。
ただ、ムービーが長くなると、だんだんゲストの方々が飽きてしまうことも…。
色んな写真を入れたい気持ちも分かりますが、プロフィールムービーは大体5~7分にして、長くても10分以内には収めるようにしましょう。
著作権・肖像権を侵害していないか
また式場内のスクリーンでは、「著作権」や「肖像権」を侵害したムービーを流すことはできません。
例えば、
・有名アニメのキャラを登場させる
・映画のワンシーンを使う
・好きな芸能人を登場させる
等のムービーは、使用許可を得ていない限り「著作権」や「肖像権」を侵害しており、違法なので式場では流せません。
この点、YouTubeを見ていると、「ディズニー映画風オープニングムービー」など、ディズニー映画のワンシーンを使ったムービーや、アニメキャラを登場させたムービーがたくさんあります。
あれらの映像も、実際は著作権を侵害しており、式場内で流すことはできないので気を付けましょう。
BGMがISUMに登録されているか
BGM入りのプロフィールムービーを作りたい場合は、「ISUM」という団体にそのBGMの使用許可を取らなければなりません。
<ISUM公式サイトイメージ>
(参考:「ISUM公式サイト」)
ISUMに「この曲を使います」と申請をすることで、結婚式場でBGMの入ったプロフィールムービーを上映することができます。
そのため、BGMの入ったプロフィールムービーを作る場合は、ISUMにその楽曲が登録されている必要があるんです。
マイナーな曲はまだ登録されていない可能性もあるので、早めにチェックしておきましょう。
使いたい曲が、ISUMに登録されていなかった!
BGMに使用したい曲がISUMに登録されておらず、「どうしてもその曲をBGMにしたい!」という場合は、
- ISUMに「楽曲リクエスト」をする
- 音なしDVDと市販のCDを同時再生する
という二つの方法で対処することができます。
①ISUMに「楽曲リクエスト」をする
まず、ISUMに使いたい曲が登録されていない場合は「楽曲リクエスト」をしましょう。
楽曲リクエストをして、各レコード会社が許可を出せば、ISUMの「楽曲データベース」に順次登録されます。
ただ、各レコード会社が許可しなかった場合は、その曲を入れてムービーを作成することはできません。
また、楽曲リクエストをしてから楽曲が登録されるまでの期間は、早いもので1ヶ月程度かかります。
もちろん、楽曲ごとに登録されるまでの期間は異なるので、結婚式当日に間に合うように、早めにリクエストするようにしましょう!
②音なしDVDと市販のCDを同時再生する
「楽曲リクエストの許可が下りなかった」という場合は、音なしDVDを作成し、その使いたいBGMのCDと同時再生することで「音入りプロフィールムービー”風”」にすることができます。
ただ、同時再生する場合は、音と映像がズレる可能性もあるため、なるべくISUMの許可を貰って、1枚の音入りプロフィールムービーにすることをおすすめします。
友人に頼む場合は、特に気を付けて!
なかには、「ムービー作成を友人に頼む」という方もいると思います。
また、余興として友人が作成したムービーを流す方も多いですよね。
そのムービーも、仮に
・ISUMの許可を取っていない
・著作権や肖像権を侵害している
等という場合、披露宴当日流すことはできません。
せっかく友人が作ってくれたのに、「当日流せなかった」というトラブルだけは絶対避けたいもの。
もし友人がムービーを作ってくれる場合には、ムービーを自作する時の決まりごとは守ってもらうようにしましょう!
不安な方は、映像作成のプロに頼もう
と心配な方は、思い切って「プロに頼む」というのも一つの手です。
プロフィールムービーの作成業者であれば、「違法なムービーだったので流せませんでした」なんてこともないですし、ISUMの申請代行をしてくれる業者さんも多いです。
また、結婚式場に頼むより安い業者が多いうえ、”映像作成のプロ”が作った動画だからクオリティもバッチリ!
私自身、ムービー関係は自分で作ろうと思ったものの、式場で流せるムービーを作れるか不安だったので、プロフィールムービー作成業者さんにお願いしました。
使いたい写真を送るだけで完成度の高いムービーができるので、「どうしても自分で作りたい!」というワケでないのであれば、プロに頼む方がおすすめですよ!
色んな作成業者さんがいますが、例えば「テラオカビデオ」なら、6,000円からプロフィールムービーを作ることができます。
コスパ重視のカップルにおすすめ♡
下の記事で、おすすめのプロフィールムービー業者さんをまとめているので、気になる方はぜひ読んでみて下さいね!
花嫁美容に欠かせない「ブライダルエステ」。
自分史上1番綺麗になりたい
ドレスを綺麗に着こなしたい
自信を持って二の腕を出したい
という方は、エステに通うのがおすすめ!
まずは、自分に合うエステ探しからはじめていきましょう!