昨今、日本列島を襲う大型台風やコロナの影響で、結婚式を延期した・キャンセルしたという話を耳にしますよね。
中には、「300万円を超えるキャンセル料が発生した…」なんていう話も。
そんな時、結婚式の”万が一”に備える保険として「ブライダル保険」があります。
ただ、現在のブライダル保険では、台風や感染症による”自粛”のキャンセルは補償の対象外となっているので注意が必要です。
このページでは、ブライダル保険でキャンセル料が補償されるケースをはじめ、キャンセル料が補償されないケースも合わせて紹介していきます。
この記事をまとめると…
・ブライダル保険では、”自粛”によるキャンセルは補償されない
・契約前に、式場に「今後の対応方針」を確認しよう!
・不安な人は、”少人数挙式”という方法もある
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目次
ブライダル保険ってどんな保険?
ブライダル保険とは、万が一結婚式がキャンセル・延期になった場合、掛け金に応じてキャンセル料を補償してくれる保険のことです。
例えば、”あそしあ少額短期保険”の「佳き日のために」というブライダル保険では、
保険料 | キャンセル補償限度額 |
---|---|
1万円 | 150万円まで |
3万円 | 500万円まで |
5万円 | 850万円まで |
というように、最大850万円までのキャンセル料を補償してくれます。
保険料の払い込みは一回だけで、通常の医療保険のように「毎月〇円」と払い続ける必要はありません。
ブライダル保険は、こんな時補償される
では、ブライダル保険ではどのような場合にキャンセル料を補償してくれるのでしょうか?
今回は、ブライダル保険の中でも有名な”あそしあ少額短期保険”の「佳き日のために」というブライダル保険を例に、キャンセル料を補償してくれるケースを紹介していきます。
<キャンセル料が補償されるケース>
・補償1.身内や本人が逝去した場合
・補償2.身内や本人が7日以上入院した場合
・補償3.式当日の入院、医師による待機指示
・補償4.地震、台風、火事などの災害
補償1.身内や本人が逝去した場合
身内や、新郎新婦の二人が不幸にも亡くなってしまった場合、キャンセル料補償の対象となります。
ここでいう”身内”とは、
・二人の両親
・二人の子ども
・二人の兄弟や姉妹
に限られます。
それ以外の親族や友人等が亡くなられた場合は補償の対象外になります。
補償2.身内や本人が7日以上入院した場合
また、身内や新郎新婦である本人が7日以上継続して入院になった場合にも、キャンセル料補償の対象となります。
この場合の”身内”は、
・二人の両親
・二人の子ども
に限られます。
補償1の”身内”では「二人の兄弟・姉妹」も対象だったのに対し、補償2では対象外となっているので注意が必要です。
また、身内・本人以外の入院は補償の対象外である他、
・保険期間の開始前に、既に予約されていた入院
・7日未満の入院
・継続していない7日以上の入院
も補償の対象外となります。
補償3.式当日の入院、医師による待機指示
式当日、新郎新婦のどちらかが、病気やケガで
・入院している場合
・医師による待機指示を受けている場合
も、キャンセル料補償の対象となります。
※コロナの場合は、新郎又は新婦が「結婚式当日」に「陽性」で、「入院」又は「医師による自宅待機指示を受けている」ことが必要です。
この場合、補償の対象となるのは新郎新婦の二人だけで、二人の両親や子どもは補償の対象外となるので注意が必要です。
補償4.地震、台風、火事などの災害
また、火災、地震、破裂、爆発、風災、雪災、噴火、津波により、新郎新婦のどちらかの住んでいる家屋が
・半壊した場合(半壊以上)
・家財に100万円以上の損害が生じた場合
も、キャンセル料補償の対象となります。
この場合、家屋が半壊未満の場合や、家財の損害が100万円未満の場合は、補償の対象外となります。
また、「台風が来たから」「地震が起きたから」だけではキャンセル料は補償されないという点についても注意が必要です。
台風や感染症による”自粛”のキャンセルは現在対象外
結婚式の延期・中止と言えば、日本列島を襲った大型台風や、コロナなどが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
特にコロナは、首都圏を中心に「外出自粛要請」が出され、結婚式の延期・中止を余儀なくされたカップルが大勢いました。
と思う方も多いと思いますが、実は、台風や感染症による”自粛”のキャンセルは、現在のブライダル保険では補償対象外となっています。
そのため、例えブライダル保険に加入していたとしても、
・感染症の流行で、結婚式が”感染の場”になるかもしれないから
という理由で自らキャンセル・延期を行う場合、現在のブライダル保険では補償が一切されないので注意が必要です。
つまり、ブライダル保険に加入したからといって、結婚式が中止・延期になる全ての事態に対応できるわけじゃないのです。
そのことを踏まえると、「ブライダル保険に入っておけば、どんな時も安心だよ!」とまでは言えないのが現在の状況です…。
過去にどんな対応をしたか&今後の対応方針を聞こう
という方は特に、式場を契約する前に
- 台風やコロナ禍の時、どんな対応をしたか
- 今後そのような事態になった場合の対応方針
の二点は、式場側に確認しておきましょう。
実際、台風やコロナ禍の際、式場によって対応にかなりの差が見られました。
例え「外出自粛要請」が出ていたとしても、”自己都合のキャンセル扱い”で通常通りのキャンセル料が発生する式場もあれば、
・無料で延期(既に発注した物のみ実費で支払い)
・通常よりもキャンセル料を格安にする
という臨機応変な対応をしてくれた式場もあります。
もちろん、過去の台風やコロナ禍の際に無料で延期してくれたからといって、今後も「絶対に無料で延期できる」とは限りません。
ただ、万が一のことがあった場合を考えた時、過去にそういった”臨機応変な対応”をしてくれた式場の方が安心できますよね。
また、台風やコロナの件がきっかけで、そういった緊急事態における対応方針を考え始めた式場が多いのも事実。
少しでも安心して結婚式当日を迎えられるように、不安なこと・気になることは式場にドンドン質問していきましょう!
【体験談】やっぱり、結婚式は挙げて良かったと思う
実際、台風やコロナの件がきっかけで、
と、結婚式自体にネガティブなイメージを持ってしまった方も多いと思います。
確かに、何百万というキャンセル料のことを考えると、そういう気持ちになってしまうのも分かります。
ただ、実際に結婚式を挙げた私の感想としては、やっぱり「結婚式を挙げて良かった」と思っています。
よく聞く言葉ではありますが、自分たちの大事な人が一度に集まってくれるのは、
・結婚式
・お葬式
の三回だけ。その中で、私たちが自分の言葉で感謝を伝えられるのは「結婚式」だけです。
自分の大事な人達に見守られながら、自分でも感謝の気持ちを伝えられて…。
私の中で、本当に一生の思い出になりました。
「挙げなきゃよかった」と後悔したことは、今まで一度もありません。
だからこそ、「結婚式を挙げたい」と思っているカップルには、素敵な結婚式を挙げてほしい…というのが私の本音です。
それでもやっぱり「キャンセル料・延期料が不安…」という方は、親族のみで挙げる「家族挙式」や、親族+親しい友人のみの「少人数挙式」という選択肢もあります。
少人数の結婚式であれば、結婚式の費用が抑えられる分、万が一の場合のキャンセル料・延期料の負担も少なくなります。
最近では、新郎新婦の二人だけで行う結婚式も増えてきています。
多額のキャンセル料が不安だからといって、決して「結婚式をしない」という選択だけではありません。
自分たちの環境やお財布事情と相談しながら、結婚式を通して”一生の思い出”を作っていきましょう✨
後悔しない選択ができるように、心から願っています(*´ω`*)
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