体験エステの勧誘を上手に断る方法5選。万が一、契約してしまった時の対処法も解説します!【断るのが苦手な人向け】

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体験エステに行きたいと思っても、「万が一、しつこく勧誘されたら…」と思うとなんだか面倒ですよね。

そんな方のために、このページでは体験エステの勧誘の断り方を紹介しています。

また、万が一断り切れずに契約してしまった場合の対処法も紹介しているので、

エステの体験コースに行ってみたいけど、勧誘されないか心配…

という方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

タッチでとべる目次

まず、自分は「NO」と言えるのかを考えよう

断る言い回しを覚える前に考えてほしいのが、自分は面と向かって「NO」と言えるのか?ということ。

「契約はしません」と言えるタイプなら、断然「NO」とハッキリ言ってしまった方がいいです。

そもそも、エステ側が勧誘をする理由は「契約してもらうため」なので、「気に入りませんでした。契約はしません」と言っている勝ち目ゼロのお客さんにまであの手この手を使って勧誘する…ということはありません。

逆に、

うーん…いや、でもどうしようかな…

と、ハッキリしない「押したらイケそう」な態度の人には勧誘がしつこくなる可能性があります。

そのため、 NOが言えるのであれば、遠回しに言うのではなく「契約はしません」とハッキリ伝えるようにしましょう。

ただ、なかには面と向かってNOと言うのが苦手な人もいますよね。

私自身がまさにその性格で、断った後に豹変する相手の態度や顔を想像すると、なかなかハッキリと言うことができない…!

そこで次の項目からは、そんな【断るのが苦手な方向け】に、その場の雰囲気を悪くせずに自然に断る方法を5つ紹介します。

自然と断るには事前の根回しも大事になってくるので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

エステで勧誘された時の上手な断り方5選【断るのが苦手な人向け】

1.「お金を出してくれる人(夫や両親等)に相談したい」と言う

まず「お金を出してくれる人(夫、両親)に相談したい」と言うと、波風を立てずに「今日は契約できない」と伝えることができます。

そもそもエステの本コースは、数万円~数十万円という高額商品なので、”夫や両親の了解を得てから契約したい”というのは何も不自然なことではありません。

実際、我が家では「高い買い物をする時は、二人で話し合ってからにする」と決めているので、今通っているエステサロンも「夫に相談する」といってその場で契約はしませんでした。

後日電話などで返答するとなった場合でも、断る場合は「夫(両親)からの了解が得られませんでした」と断ればOK。

あくまで「家族が許してくれなかった」という理由で断っているので、特に自分の意思で断ることが苦手な方におすすめです。

より自然になる根回し術!

「お金を出してくれる人に相談したい」といって断りたい場合には、アンケートの職業欄に

  • 専業主婦(1番おすすめ!)
  • 学生
  • パート/アルバイト

と書いておくようにしましょう。

1番おすすめなのは、やはり専業主婦。「専業主婦だから、財布のヒモは夫が握っている」という設定にすると、「夫に相談したい」という理由もより自然になりますよ!

2.「以前失敗したから、今回は契約しない」と伝える

また、あらかじめ「以前失敗したから、今日は契約できません」と伝えてしまうのも一つの手です。

というのも、私は以前某脱毛サロンの勧誘を断り切れずに契約し、後日クーリング・オフした経験があります。

そのため、同じ失敗を繰り返さないためにも、それ以降は

わたし

前も断り切れなくてクーリング・オフしたから、もうその場では契約しないって決めてて…

と言い、どんなに魅力的なサロンであってもその場で契約することは避けています。

そもそもエステサロンにとって、クーリング・オフされることは相当な痛手です。しつこい勧誘で契約にこぎ着けたとしても、クーリング・オフされたら意味がありません。

そのため、クーリング・オフしたことを話しておくことで、

  • 後からクーリング・オフできることを知っている
  • 実際にクーリング・オフする行動力がある

ということも知らせておくことができますよ!

より自然になる根回し術!

「以前クーリング・オフしたから」という理由で断りたい人は、施術前の質問や雑談の時に、

やっぱり、今日この場で契約しなきゃいけないんですか…?

と質問してみましょう。その際に理由を聞かれたら、「以前、勧誘のしつこいサロンを断り切れなかったことがあったので…」等と言っておくと、いい感じに根回しができるのでおすすめです…!

3.「肌の様子を見てからにしたい」と伝える

さらに「化粧品かぶれ等をしっかりチェックしてから契約したい」と言って、その場での契約を交わすのもおすすめです。

私自身、以前フェイシャルエステを受けた時、エステで使っている化粧品が合わなかったのか、家に帰ってから肌がヒリヒリし、所々赤くなってしまった経験があります。

エステサロンでは「敏感肌の方でも安心して使える化粧品を使用しています」といっているところが多いですが、例え敏感肌用であったとしても合わない時は合わないです。

また、肌トラブルは少し時間が経ってから起こることも多いので、「肌トラブルが起きないか、もう少し時間を置いて確かめたい」ということは何もおかしいことではありません。

わたし

私も施術中は大丈夫だったのに、家に帰ってからヒリヒリしてきたよ…!

肌荒れを心配している人に契約をゴリ押しする行為はエステサロンとしてあるまじき行動なので、ちゃんとしたサロンであれば、それ以上その場での契約をすすめてくることはないと思います…!(それでも「絶対荒れないですよ大丈夫です!」なんて言ってきたら、確実に良くないサロンなのでむしろやめた方がいいです…!)

より自然になる根回し術!

「肌荒れしないかを確かめてからにしたい」といって断りたい場合には、施術前に書くカウンセリングシートに化粧品かぶれを心配している旨を書いておくようにしましょう。

敏感肌、過去に化粧品が合わずに肌トラブルを起こした経験のある方は、その旨も合わせて書いておいた方が、より「肌荒れが心配なので…」という理由で断りやすくなるのでおすすめです!

4.「他のサロンも見てから決めたい」と伝える

さらに「他のサロンも見てから決めたい」と言うのも定番かつおすすめの方法です。

そもそもエステの体験コースに来る方は、「エステに通おう!」と思い、色んなエステサロンを比較検討している方がほとんど。

そのため、その場で契約するのではなく、「まずは色んな体験エステを試してから決めたい」という方も多いんです。

それはエステサロン側も分かっているので、「他のエステも試したい」と言えば分かってくれることが多いです。

ただ、エステサロンによっては、この理由をいうことで「ライバル店に取られてたまるか!」と、逆に勧誘が強くなってしまう可能性もあるので注意が必要です…!

より自然になる根回し術!

「他のサロンも見たい」というだけでは正直弱いので、それだけじゃなく「来週他のサロンの体験予約を入れている」等と言った方がいいです。

他の体験予約も入れていることを伝えることで、ただ安いから体験にきたわけじゃなく「本当に比較検討している人なんだ」ということを知ってもらうことができます。

エステサロンによっては、施術前に書くカウンセリングシートに「他に検討中のエステサロン」を書く欄があるため、そこに具体的なサロン名を書くのもポイントです。

5.次の予定の時間が迫っていることを伝える

サロンに居たら、なんだかんだ流されて契約してしまいそう…

と心配な方は、あらかじめ次の予定や帰らなきゃいけない理由があることを伝えておくのもアリ。

次の予定に関しては、友人や家族と会う等の予定ではなく「遅刻したりすっぽかしたら面倒なことになる予定」にしておくのがポイント。

例えば、以下のような予定があることを伝えると「それは帰らないとだめだ」と思ってもらえる可能性が高いのでおすすめです!↓

子供(未就学児)がいる場合

  • お迎えの時間に間に合わなくなるかも
  • 幼稚園バスの時間が来てしまう

子供(小学生以上)がいる場合

  • 家の鍵をもたせるのを忘れた
  • 習い事の送迎の時間になる

子供がいない場合

  • 自治会(町内会)の会合がある
  • 義母がこれから訪ねてくる

より自然になる根回し術!

「次の予定の時間がある」という理由で断りたい場合は、あらかじめ終了時間を確認しておくようにしましょう。

終了時間を尋ねると「次のご予定があるんですか?」「何時までに終わりたい等ありますか?」と聞かれることも多いので、その際は上記の予定・理由を少し話しておくのがおすすめ。

あらかじめ帰らなきゃいけない理由を話しておくことで、いざ勧誘タイムになったときに「もう帰らなきゃ!」と席を立ちやすくなりますよ!

【要注意!】逆に勧誘から逃げられなくなる断り方3パターン

1.「お金がないから」

「お金がないから契約できません」というと、分割払い等を提案されてより勧誘がしつこくなる場合があります。

また、「お金がない」と言うことで、

お金がないのに体験に来たの?本コースを契約するつもりなんてなかったんじゃない?

と思われ、その場の雰囲気がかなり悪くなる可能性もあるため、「お金がない」と言って断るのは本当にやめたほうがいいです…!

2.「予算オーバーだから」

「予算オーバーだから」と言って断ると、より勧誘がしつこくなるうえ、勧誘を断りにくくなる可能性が高くなります。

というのも「予算オーバーだから」といった場合、その予算内におさまったプランを再度提示してくるサロンが多いんです…!

わたし

予算内に収めるために「○○様にだけ特別値引きです!」なんて言われる場合もあるよ…!

「これなら予算内だから契約できますよね?」と勧誘がしつこくなると同時に、こちらも「予算オーバーだから」と言えなくなるため、断るのが苦手な方はこれ以上断れなくなってしまう可能性も…。

「予算オーバーだから」と言って断るだけじゃなく、そもそも予算を伝えること自体やめておいたほうがいいです…!

3.「忙しいから」

「忙しいから」と言って断ると、「予算オーバーだから」と言って断った場合と同様、より勧誘がしつこくなるうえに勧誘を断りにくくなる可能性が高くなります。

というのも、「忙しいから」と言った場合、忙しい人でも通いやすい1DAYプラン等の短期間プランを提示されることが多いんです…!

「これなら忙しい方でも通いやすいですよ」なんて言われた日には、それ以上断る方法は見つかりません。

そんな短期間プランですら通えない程忙しいとなった場合には、

そんなのも通えない位忙しいのに体験に来たの?本コースを契約するつもりなんてなかったんじゃない?

と思われ、その場の雰囲気がかなり悪くなる可能性もあるため、「忙しい」と言って断るのも本当におすすめできないです…!

万が一、断りきれずに契約してしまった時の対処法

ここからは、勧誘が断りきれずに契約してしまった時の対処法を紹介します。

万が一契約してしまったとしても、「契約したらキャンセルできない」というわけではないので安心して下さいね!

1.契約から8日以内なら「クーリング・オフ」ができる

まず、エステの契約から8日以内の場合は「クーリング・オフ」という制度が使えます。

契約日を含んで8日以内なので、4月1日に契約した場合は4月8日までにクーリング・オフする旨を通知する必要があります。

クーリング・オフは、悪質な勧誘から消費者を守るために法律で定められた制度で、クーリング・オフをすると基本的に全額返金されます。

クーリング・オフの方法は、まず書面または電磁的記録(メールやFAX)によってクーリング・オフする旨をエステ事業者に通知します。

言った言わないのトラブルを避けるためにも、以下のような方法でクーリング・オフを通知した証拠を残しておくようにしましょう。↓

  • 書面…「特定記録郵便」または「簡易書留」で送る
  • メール…送信済みメールは消さない&スクショしておく
  • FAX…送信結果レポートを印刷・保存しておく

実際、私が過去に大手脱毛サロンでクーリング・オフをした際は、以下の流れで手続きを行いました。

  • コールセンターに連絡(電話)
  • クーリング・オフ手続き(店舗へ来店)
  • 後日、口座へ全額返金

ただ、本来クーリング・オフはこちらが来店する義務はないため、「店舗へ行く義務はないので行きません」と言えばよかったなと後悔…!

わたし

クーリング・オフは知ってたけど、来店義務がないことまでは知らなかった…!

とはいえ、クーリング・オフするためにもう一度店舗へ行くことは億劫だったものの、解約を引き止められるようなことはなく、想像以上にすんなりクーリング・オフできたので良かったです。

どう書けばいいか分からない人は、以下のひな形を使い、そのままメールで送れば大丈夫ですよ!↓

[文例]

契約解除通知書

住所○〇〇○〇〇○〇〇
〇〇〇〇〇〇〇会社
代表者〇〇〇〇〇殿

〇年〇月〇日、貴社〇〇店との間で締結したエステティックサービス契約について、特定商取引に関する法律第48条に基づき契約を解除します。
つきましては、支払い済みの〇〇〇円を下記銀行口座に振り込んでください。(商品を返品したい場合…「私が受け取った商品をお引き取りください。」)

銀行口座:〇〇銀行〇〇支店

普通預金口座〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

名義人〇〇〇〇

〇年〇月〇日
住所〇〇〇〇〇〇〇〇〇  氏名〇〇〇〇〇

特定非営利活動法人「日本エステティック機構」より引用

2.契約から8日を過ぎる場合は「中途解約」ができる

契約から8日を過ぎてしまった場合は、「中途解約」をすることができます。

クーリング・オフ同様、中途解約も法律で定められた制度です。

ただ、クーリング・オフ制度とは違い、中途解約の場合は

  • 利用期間が1ヶ月以上
  • 総額5万円を超えるもの

という条件があるうえ、解約する際に「違約金」が発生し、全額返金されるケースはほとんどありません。

そのため、全額返金してもらうためにも、契約した段階で後悔しているのであれば一刻も早くサロンへ連絡し、クーリング・オフができる期間内にクーリング・オフすることをおすすめします。

カード決済の場合、カード会社への連絡も忘れずに!

クーリング・オフでも中途解約でも、エステの代金をクレジットカードで支払った場合は、エステサロンへ解約通知をするのと同時にカード会社へも通知する必要があります。

ただ、カード会社への通知は原則書面で送る必要があり、メールやFAXでは認められないため注意しましょう。

カード会社への通知方法については各カード会社ごとに異なるため、まずは決裁したクレジットカードの公式サイトをチェックする他、分からない場合はカード会社のコールセンター等に問い合わせてみることをおすすめします。

3.不安な時・困った時は、相談センターに連絡しよう

  • 8日以内なのに、クーリング・オフできないと言われた
  • 中途解約の違約金が高額すぎる

など、エステの契約で困ったことがある場合は、すぐに相談センターへ連絡しましょう。

ここでは、代表的な相談センターの連絡先を載せておきます。

AEAエステティック相談センター
受付時間月・水・金(祝日は除く)
12:30~17:00
電話番号03-5212-8805
AJESTHEサポートセンター
受付時間月~金(祝祭日、年末年始は除く)
9:00~17:00
電話番号0120-915-467

「AJESTHEサポートセンター」については、一般社団法人日本エステティック協会の登録サロン(AJESTHEメンバーズサロン)に関する相談を受け付けている窓口です。

相談したいサロンがAJESTHEメンバーズサロンかどうかは、日本エステティック協会のサイトから「登録サロン検索」ができるので、まずは検索してみて下さいね!

また、契約内容が複雑等、どこへ連絡すればいいか分からないような場合は消費者ホットラインに連絡してみるのもおすすめです。

消費者ホットライン
受付時間年末年始(12月29日~1月3日)を除く毎日
受付時間は市区町村の窓口ごとに異なる
電話番号188

消費者ホットラインは、住んでいる地域の郵便番号を入力するだけで最寄りの相談窓口へ繋いでくれるサービスです。

188の消費者ホットライン自体が相談を受け付けているのではなく、あくまで最寄りの相談窓口へ自動転送してくれるサービスとなっています。

ただ、便利なサービスではあるものの、消費者ホットラインはナビダイヤルのため、携帯電話からの場合20秒ごとに10円(税込11円)の通話料がかかります。

通話し放題コースの方でもナビダイヤルは対象外のため、最寄りの相談窓口へ直接電話した方が通話料が安くなる場合もあります。

そのため、通話し放題コースの方は、まずは「○○区(住んでいる地域)+消費者センター」等で検索してみてくださいね!

知識さえあれば、体験エステは怖くない

勧誘されたらどうしよう…断れずに契約してしまったらどうしよう…

と心配する方も多いですが、今回紹介した勧誘の断り方、契約してしまった際の対処法を身につけておけば、何も心配する必要はありません。

また最近では、SNSや口コミサイトの普及により、悪い口コミが広まることを恐れ、以前のようなしつこい勧誘をしないエステサロンもかなり増えてきています。

そのため、実際に体験エステへ行ってみると、

断り方を念入りに予習したけど、そもそも勧誘されなかった!

なんて拍子抜けすることも多いですよ!

もちろん、断り方を覚えておくことに越したことはないので、今回紹介した上手な断り方を活用して、ぜひ体験エステを楽しんで下さいね

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